宣戦布告
( Declaration of war)とは、

紛争当事者である国家が
相手国に対して戦争行為を
開始する意思を表明する宣言をいう。


【宣戦の意味】

紛争当事国に、
戦意(戦争する意思)があることを
公式に宣言することをいう。


【布告の意味】

広く一般に告げて知らせること。
告知と同じ意味。


宣戦布告を具体的に説明すると

相手国や中立国に対し、
戦争状態に入ることを告知すること。

開戦と同じ意味で
使われる言葉であることが多い。

一般的には、
戦争開始前の事前の警告ですよ!
という意味で
最後の段階の通達が交付される。

交渉が決裂し、
外交交渉が打ち切りとなった場合は
外交団が引き上げる。

国交の断絶、一般用語で
「無視」「シカト」する
ケースが多い。


【宣戦布告なしで
一般用語で無視、シカトしたまま、
戦争が起きた事例集】

●第二次エチオピア戦争

●ポーランド侵攻

●独ソ戦

以上の戦争では、
正式な宣戦布告は行われないまま、
戦争に至った。

第二次世界大戦では、
多くの国家間で宣戦布告が
行われている。

この時期にナチス・ドイツは
ほとんどの戦線が、
宣戦布告なしに開戦を行っている。

ややこしくて、わかりにくい場合は、

ナチスに関しては、
次のように覚えると忘れにくいです!

「宣戦布告、なしッス!」

「ナシス」

「ナチス、宣戦布告なし!」

と覚えると、ナチスに関しては
覚えられます。

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